虫歯の治療
一度虫歯になってしまった歯は、放っておいても治りません。また、詰め物の中で虫歯が知らず知らずのうちに進行している場合もあります。できるだけ早い段階で虫歯の治療をすれば、歯そのものを失わないことに繋がります。
少しでも違和感を感じたら、歯科医の診療を受けることをお勧めいたします。
根管治療は根気よく
虫歯が歯髄まで侵入してしまったら、神経を圧迫し、かみ合わせることのできないくらい痛みは強烈です。
こうなると、もう歯髄は救えません。でも、歯そのものを抜く必要はまだありません。
根管治療(死んだ神経や汚れた象牙質をとる治療)をきちんと行えば歯を助けることが出来ます。
根管治療は時間がかかります。しかし、大切な歯を容易に抜かない為にも根気よく治療をうけて下さい。
治療方法と期間
1.根管の汚れをとります【通院回数2~7回程度】
虫歯が歯髄まで進行して死んでしまった歯髄や汚染された象牙質をとり、根管の中を拡大して清掃、消毒します。膿がたまっています。
根管を掃除します。
痛みを伴う場合もありますが、数日で治まるので心配いりません。
2.根管をふさぎます【通院回数1回程度】
清掃消毒された歯根管の中の空洞をふさいで感染を防ぎ、病気を治し、歯の機能を維持させます。
3.土台づくり【通院回数3回程度】
まず、かぶせ物を装着するための土台づくりをします。
型を採り、かぶせ物を作製後、装着します。
※かぶせ物は、保険内では銀歯になりますがかぶせ物をします
保険外ですと白い歯にすることもできます。
これで歯を助けるための治療は終わりです。
しかし、これでもう大丈夫というわけではありません。その後、きちんと機能を果たしてくれているかどうかを確認するためにも、必ず定期検診においで下さい。